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- 症例2:直腸癌(直腸がん)⇒肝臓へ転移(肝臓がん)
高度活性化NK細胞療法の治療事例
症例2:直腸癌(直腸がん)⇒肝臓へ転移(肝臓がん)
直腸癌(直腸がん)の手術後、肝臓に25箇所転移が判明。
抗がん剤と高度活性化NK細胞療法の併用にて、小さな転移巣は消失し、一番大きな転移巣もほぼ消失!
68才男性
平成20年5月に「直腸癌(直腸がん)」(stageW)と診断され、摘出手術を受けられました。
その翌月のCT検査にて「多発性肝転移(肝臓がん)」が25箇所発見されました。
転移巣が多く、手術は不可能のため、主治医から抗がん剤治療を勧められました。
しかし、抗がん剤だけでの治療効果に不安もあり、平成20年6月より主治医にて抗がん剤治療をしながら、7月より高度活性化NK細胞療法を開始しました。
高度活性化NK細胞療法は2週間毎に1回の投与ペースで実施しました。
抗がん剤7回投与し、高度活性化NK細胞療法5回投与した時点でCT検査をしました。
肝臓に転移した一番大きな腫瘍は、境界が不明瞭になりやや縮小。
はっきり見えていた小さな腫瘍は2つほどほぼ消失していました。
状態が改善されていることから、抗がん剤のペースを毎週治療から2週間に1回へと 変更になりました。
抗がん剤12回投与し、高度活性化NK細胞療法10回投与した時点でCT検査をしました。
前回の評価でやや縮小した一番大きな腫瘍は、更に1/3の大きさに縮小。
2つの小さな腫瘍は完全に消失していました。
抗がん剤21回投与し、高度活性化NK細胞療法は20回投与し、1.5ヶ月休薬した時点で
CT検査をしました。
残存していた腫瘍部分は、ほぼ消失していました。
高度活性化NK細胞療法を始めた時点では、腫瘍マーカーCEAが67.6(正常値5.0ng/ml以下)、
CA19-9が38(正常値37u/ml以下)でした。
高度活性化NK細胞療法を6回投与した時点では、CEAが10.1に低下し、CA19-9が11.6
と正常値にまで低下しました。
12回投与終了時点で、CEAが4.9と正常値に低下し、CA19-9は9.4と更に低下しました。
平成21年8月時点で、腫瘍マーカーも正常値を維持しており、抗がん剤による副作用もなく、
食欲もあり、体重も増えたそうです。
今まで同様抗がん剤を投与しながら、高度活性化NK細胞療法も継続されています。
※当クリニックの提携先である東京の日比谷内幸町クリニックにおける高度活性化NK細胞療法の治療例です。