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高度活性化NK細胞療法の治療事例
症例38:食道癌(食道がん)
手術も放射線も効果なしの「食道癌(食道がん)」。
抗ガン剤と高度活性化NK細胞療法の併用で腫瘍が消失し、異常なし!
66歳男性
手術も放射線も効果なしの「食道癌(食道がん)」。抗ガン剤と高度活性化NK細胞療法の併用で腫瘍が消失し、異常なし。
この方は平成15年、近くの医院を受診し、「食道癌(食道がん)」と診断されています。
かなり進行していて食道、腹膜、腎臓の一部に転移があり、放射線治療も難しいと診断されました。手術も不可能だったため、抗ガン剤(5FU+シスプラチン)を開始しますが副作用が激しくて、4日で中止しました。通常治療においては打つ手なしです。
高度活性化NK細胞療法開始時には、食欲不振、食道の通過性が悪くなっており、胃炎の傾向も認められました。すでに治療法なしの状況ですから、選択肢は高度活性化NK細胞療法だけしかなかったようです。
ところが、開始した高度活性化NK細胞療法によって病状は一転。腫瘍がみるみる小さくなり、やがて消失してしまいます。食欲回復、食道の通過性良好、体重増加、体調回復など、すべてが好転していきました。検査数値もすべて正常値になり、この時点では一応ガンを克服したといっていいでしよう。
もちろん5年は経過観察をして、注意深く再発を防いでいかなければなりませんが、現在のところ異常は認められません。よく知られているように食道ガンは、ガンの中でもかなり治療が難しい部類に入ります。腹膜、腎臓にも転移があるとなると、悲観的にならざるをえない。抗ガン剤治療がうまくいって病巣が小さくなれば、ひょっとして手術の可能性も出てきますが、この方の場合それができなかったのです。
しかし高度活性化NK細胞療法は、大変有効だったようです。高度活性化NK細胞療法の有効性にも個人差があり、1クールの治療で劇的に効く人もいれば、何回かくり返すことで少しずつガンが小さくなるという人もいます。
この方の場合、効果が出るのが早く、しかも原発の食道だけでなく、転移先の腹膜や腎臓にも効きました。
治療開始当初の想像を超える効果だったと言っていいでしょう。
※当クリニックの提携先である名古屋の内藤メディカルクリニックにおける高度活性化NK細胞療法の治療例です。