- 博多駅前クリニック
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- 症例12:小細胞肺癌
再発リスクが非常に高い小細胞肺癌
症例12:小細胞肺癌
再発リスクが非常に高い小細胞肺癌
抗がん剤と放射線、高度活性化NK細胞療法の併用にて、癌が消失!
平成28年1月のCT検査で異常なく、主治医から完治宣言!
56歳 男性
平成22年6月下旬に健康診断で異常を指摘され、精密検査で小細胞肺癌(臨床病期V期)との診断を受けます。
小細胞肺癌は非小細胞肺癌と比較して増殖速度が速く、早期に転移を起こすため、早期発見が難しい癌とされています。
この患者様も、診断時には手術は適応外でした。そのため、化学放射線療法を提案されます。
小細胞肺癌は抗がん剤治療と放射線治療に対する反応が良いため、主治医からは「初回治療でまず消えます」と説明を受けますが、
「再発リスクは高く、抗がん剤を繰り返すイタチごっこの治療になる」とも言われてしまいます。
この厳しい病状説明を受け、再発転移予防目的として、高度活性化NK細胞療法を希望されました。
平成22年8月下旬に先行して抗がん剤と放射線療法の同時併用治療が開始されました。
放射線治療と高度活性化NK細胞療法の同日併用はできないため、放射線治療の終了を待ってから同年11月初旬より高度活性化NK細胞療法を抗がん剤治療と併用し開始されます。
抗がん剤治療を4クール、高度活性化NK細胞療法を4回投与した平成22年12月下旬のCT検査では画像上1/8までの縮小を認めます。
主治医からは次回のCT検査で消失しているだろうと言われました。
実際に平成23年3月のCT検査で消失!そのため、主治医では抗がん剤治療を終了し、増悪したら再開する方針となりました。
この結果を受けて、この患者様は維持目的として、平成23年8月から高度化活性化NK細胞療法を1ヶ月に1回の投与ペ−スで3回追加されました。
その結果、3ヶ月毎の画像検査でチェックされて、再発することなく、ゴルフや海外旅行へ元気に出かけられています。
発症から6年目の平成28年1月実施のCT検査でも異常なく、主治医からは「これで晴れて完治です」と言われました。
今後受診の必要はなくなり、晴れて卒業ということになりました。
当初は「イタチごっこの治療になる」と言われた主治医も、今となってはこの経過を「奇跡に近い」と言われています。
※当クリニックの提携先である東京の日比谷内幸町クリニックにおける高度活性化NK細胞療法の治療例です。